美濃焼の歴史
美濃焼の産地は、岐阜県東部に位置する東濃地方の3つの市(多治見・土岐市・瑞浪市)です。美濃焼の歴史はとても古く、今から1300年以上前まで遡ります。
その技術は朝鮮半島から伝わり、長い歴史を経て現代に至ります。今では岐阜県が日本で作られる陶磁器の50%以上を担っていると言われるほど、人々に親しまれています。
美濃焼の特徴
美濃焼の特徴は、まさに「シンプルで特徴がないこと」と言えるでしょう。美濃焼は、長い歴史の中で人々の好みや流行に沿って新しい技術や様式を生み出し、世の中に求められる陶磁器を作り続けてきたのです。
そのため、美濃焼には一目で「美濃焼」と分かるような特徴はないと言われています。形や絵付け、形式などにとらわれることなく移り行く時代に合わせて変化してきた美濃焼。
皆さんのおうちにも美濃焼の食器があるかもしれませんね。
美濃焼の食器
美濃焼の食器は長い歴史を持ち伝統技法を継承しながらも、時代や人々の好みに合わせて多種多様な焼き物を作り続け日本一の陶磁器生産量を誇る焼き物へと発展してきました。
新たな変化を取り入れることをいとわず常に陶磁器の魅力を発信し続けてきた美濃焼。今や和食器にとどまらず、洋食器としても幅広く用いられています。
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